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2005-9-10 流失部材捜索中

本日の新聞記事によると、市では、流失した部材のかなりを回収したものの、見つからないものが残っており、情報提供を呼びかけているとのことです。

捜索中の部材は 2005-9-9 現在、橋杭 (きょうぐい) 1本、筋違 (すじかい) 15本です。部材の特徴は「橋杭」は太さ約36cm角で長さ約6m強、近くで見ると相当大きいです。また「筋違」は長さ約2m、両端が三角に切られており、真ん中に相欠きの切り込みがあります。

1950年 (昭和25年) のキジア台風流失時にも、瀬戸内海を遠くは柳井市付近まで流されており、今回も相当広範囲に流れているものと思われます。


2005-9-12 追記 : 捜索中の橋杭1本は、錦帯橋より60kmも離れた、熊毛郡上関町祝島の沖合いで、本日発見され回収されました。

平成の架け替え工事中の姿。縦3本の太い部材が「橋杭」(きょうぐい)

平成の架け替え工事中の「筋違」(すじかい)