1998年8月7日撮影

毎年6月から8月まで錦帯橋周辺の川面で「鵜飼い」が行われます。鵜船の篝火が川面に映り、大変幽玄な光景となります。

この写真の光景は、時間の流れを一枚の画面に写し込める写真ならではのもので、ビデオ等の動画ではこのように見ることはできません。

しかし撮影方法は至って簡単です。錦帯橋の上流にある錦城橋に三脚を立て、鵜飼船が通る約10分の間シャッターを開きっぱなしにしているだけです。同様な写真は、いろいろなコンテストなどでもよく見かけます。ただ、鵜飼船が通る位置は、川の水量や遊覧船の数などにもよって、毎日違います。錦帯橋と篝火をバランスよく画面に収めるには何度か通う必要があるかもしれません。(笑)

休前日などは観光客が比較的多く、それに伴い鵜飼船も多く出るため、カメラマンも多く訪れ、錦城橋の上も大変賑わいます。

なお、関連サイト「岩国の観光.com」に、「鵜飼い」の詳細情報を掲載しています。

撮影データ:ホースマンVH、スーパーER90mmF5.6、f11、B(約10分)、CC-10M、RAP