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岩国藩鉄砲隊の初撃ち


1999年4月29日撮影

毎年1月1日に「岩国藩鉄砲隊の初撃ち」が錦帯橋下河原で開催されます。

当時の鎧に身を包み、河原に整列した隊員が、隊長の「打てー」の号令のもと火縄銃を発射します。銃声の轟音が大音響が城山にこだまし、近くにいると耳が痛いくらいです。

岩国藩鉄砲隊は、岩国藩初代藩主、吉川広家が設立したもので、石田三成が興した石田流の流れを汲んでいます。現在の岩国藩鉄砲隊は、その技を継承しようという有志が集ったものです。

また、毎年4月29日に行われる「錦帯橋まつり」でも同様の実演が行われます。この写真は「錦帯橋まつり」で撮影したものです。

撮影データ:ホースマンVH、フジノンSWD65mmF5.6、f16、1/60秒、RDP3